YUNIKA VISIONがデジタルアートプラットフォーム「CIRCA」の展示に 日本メディアとして初参加
「CIRCA」はオープンスペースで安全に観賞できるアートを提供する為、2020年10月にロンドンでスタートしたプロジェクトです。ギャラリーまで足を運ぶのが困難なコロナ禍の中で、人々がソーシャルディスタンスを保ちながら、屋外やオンラインでアートに触れることができるプラットフォームとして高く評価されています。
YUNIKA VISIONは「CIRCA」のプロジェクトに参加し、現代における最も有名なアーティストの一人デイヴィッド・ホックニー氏の新しい映像作品を放映いたします。
これは日本のメディアとして唯一の「CIRCA」プロジェクトへの参加となり、欧州最大の街頭ビジョン・ロンドン「ピカデリーライツ」、ニューヨーク・タイムズスクエアの70以上のデジタルサイネージ、ソウル最大のLEDスクリーン「COEX K-POP Square」との世界4箇所でのグローバルコラボレーションです。
「CIRCA」の創設者でアーティスティックディレクターのジョセフ・オコナー氏の声がけの元、ロンドン、ニューヨーク、ソウル、東京それぞれの都市を象徴する屋外サイネージで、デイヴィッド・ホックニー氏の新たな映像作品を2021年5月に公開する運びとなりました。
デイヴィッド・ホックニー氏は述べます。「今の世界は、どのように見えていますか?立ち止まって、美しい一面に目を向けてみませんか。巨大スクリーンで私の作品を見ることが、そのきっかけになることが、私の望みです。」
映像作品タイトル
「Remember you cannot look at the sun or death for very long/忘れないで、太陽も死も、ずっと見ていることなんてできない」
2021年5月中、下記の場所・時間で放映されます。
・ロンドン:ピカデリーライツ 20:21BST
・ニューヨーク:タイムズスクエアの70スクリーン 23:57EST
・ソウル:COEX K-POP Square 20:21KST
・東京:ユニカビジョン 9:00JST ※緊急事態宣言解除後は21:00〜放映予定
・オンライン:CIRCA.ARTウェブサイト上 20:21BST
ソウル:COEX K-POP Square
この壮大な試みは、2020年10月にロンドンでスタートした「CIRCA」というプロジェクトによるものです。ピカデリーサーカスに絶え間なく流れる広告を一休みさせて、芸術的、文化的な作品を上映するというプロジェクトで、これまで各月1アーティスト、アイ・ウェイウェイ、エディー・ピーク、パティ・スミスなど錚々たる顔ぶれが参加。
放映の様子はオンラインでも公開され、各都市の街頭ビジョンまで訪れる事が難しい場合であっても、ライブ配信(日本時間は午前5時21分から)でCIRCA.ARTのウェブサイト上で視聴可能です。
CIRCA アーティスティック・ディレクター ジョセフ・オコナー
「この輝かしい希望の作品を通じて、大陸や国境を越えて人々をつないで、春の訪れをお祝いするのにふさわしい時期がやってきました。常に新しい形での作品提供を探求されており、ピカデリーライツとアメリカ、日本、韓国のスクリーンをつなぐというCIRCAによる大胆かつオープンな作品公開を認めてくださった、巨匠デイヴィッド・ホックニーには、深く感謝の意を表します。」
ロンドン:ピカデリーライツ
■CIRCA(サーカ)について
CIRCAとは、アーティストのジョセフ・オコナーにより創設された、屋外空間を活用した革新的なデジタルアートプラットフォームです。毎月1名ピックアップされる著名なアーティストが、CIRCAのために新たにオリジナル作品を創作し、屋外大型スクリーン及びオンラインで公開。人々に、ソーシャルディスタンスを保ちながら安全にアートを楽しむ機会を提供しています。
■デイヴィッド・ホックニーについて
デイヴィッド・ホックニー(1937年生まれ)は、世界で最も影響力のある著名な現役アーティストの一人です。1960年代のイギリスのポップ・アートムーブメントに貢献した人物で、それ以来、絵画やドローイング、版画、舞台美術、写真など多数のアートフォームで表現を提示。近年では、2009年からiPadをいち早くドローイングツールとして使用するなど、新しい表現を探究しています。2018年には代表作の一つ「Portrait of an Artist (Pool With Two Figures)/芸術家の肖像画 - プールと2人の人物 - 」が約102億円(約9030万ドル)で落札されるなど、アート界の重要な存在であり続けています。